消火器の不適切な点検・販売にご注意ください!

消火器の不適切な点検等について

 消防用設備の中に消火器がありますが、その点検方法で最近トラブルが発生しています。
その内容には、不適切な点検の実施や不当に高い点検手数料の請求などがあります。
ここで、全国で発生したその手口や事例を紹介して見ます。

消火器の不適正な点検等を行う業者の手口

(1)狙われる防火対象物

消火器を相当数設置している防火対象物で、支店、主張所等出先が多い事業所等

(2)出入りの点検業者を装い、次のようなことを言う。

「いま、○○店にいますが、これから、消火器の点検に伺います。」 又は、「点検に来ました。ここにサインお願いします。」

(3)集める

点検の承諾を得ると、施設内の消火器を素早く集める。

(4)脅迫的な言動で、高額な支払いを請求する

点検開始後、出入りの点検業者と違うため、点検の中止を求めても「契約書」を示し、合法的な契約であることを主張し、高額な支払いを求める。
(製造年月3年以内の消火器は、法令上、原則として機能点検を要しない)

「不適切な点検」に係る相談事例

事例1

相談者 運送会社 課長
事例 作業着を着た3人が会社窓口に現れ、「消火器の点検にきました」と言うので、いつも出入りしている点検業者と思い点検をお願いした。契約書のサインも、内容をよくみず行った。
部下の社員から、いつもの点検業者と違うのではないかと言われ、驚いて中止を求めたが、もう点検しているからと、点検料金を請求された。

●請求金額 消火器30本 機能点検315,000円

(1)いつも出入りしている点検業者と思って間違ってお願いしたこと、3月前に点検して点検済でありその旨が表示されていること、全数機能点検の必要がないこと等から支払い義務のないことを説明したが、点検業者は契約書にサインしていること等から契約は有効であることを主張し、紛争した。
(2)脅迫的な言動もあり、会社の信用を考え、課長が2ケ月後に支払うと約束した。

 事例2

相談者 私立高等学校 教頭
事例 休日、学校に電話があり、当直事務所員が受けたところ「いまから消火器の点検に行きます」と言うので、いつもの点検業者だと思い承諾した。数分後に3人が事務所窓口に来たので事務職員がサインした。
2時間後に集金に来るというので内容を確かめたところ、高額であることに驚き、警察や弁護士にも相談した。騙されたのだから支払い義務はないとの見解だったが、点検業者から、裁判所に訴えるとか、その他脅迫的な言動もあり、あとあと面倒と思い支払うこととした。

●請求金額 消火器65本 詰替 1,477,000円

 事例3

相談者 専門学校 事務長
事例 「消火器の点検に来ました」と突然に訪問を受けた。事務長が点検をお願いしたのだろうと思って、職員が契約書にサインした。
点検後、請求書の内容をみて驚いた。翌日集金に来るというので、いろいろ交渉したが、怖いので支払いした。

●請求金額 消火器薬剤詰替7本、新品消火器5本 合計255,000円

 事例4

相談者 薬品会社 係長
事例 「消火器の点検に来ました」と言って窓口の女性事務員に契約書にサインを求め、消火器32本を集めて持ち帰った。数時間後、消火器を持参、薬剤詰替代金の支払いを求められたが、不当に高額であったため社内で責任問題となり紛糾した。
会社の信用問題もあるので、不当な読求を承知の上で支払いした。

●請求金額 消火器詰替32本 516,000円

 

おかしいなと思ったらすぐ消防本部予防課まで連絡してください。

TEL (024)575-0181